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俳優養成所OKエンターテイメントの公式ブログです


by kawahara

カテゴリ:賀川ゆき絵( 6 )

先日、賀川さんのインタビュー記事のサイトを紹介しましたが、
ファンの方が日本語訳をして送ってきて下さったので
ご厚意に甘え、当ブログにてその訳文を紹介いたします。

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インタビューアー:ブレット・ホメニック(以下B)賀川さんはKと記載します


B:子供の頃の賀川さんの様子を聞かせて頂けますか?


K:子供の頃からお芝居が好きで、将来は絶対女優さんになりたいと思い、小学校の頃から児童劇団に入っていました。念願かなって、今こうして女優業をしております。


B:児童劇団では、どのような活動をされましたか?出演作を教えてください。


K:女優としてお仕事はしていませんでしたが、児童劇団での公演に出演してました。「リア王」とかやりましたね。それで、中学生になってからはエキストラとして、大映の映画に出演するようになりました。


B:エキストラとして出演するようになった経緯を教えてください。


K:児童劇団にいた時に依頼があって、エキストラとして出演し、そこでスカウトされて大映に所属することになりました。


B:大映でエキストラ出演をされた時、現場の様子はどうでしたか?お仕事をされてどんな風に感じましたか?


K:すごいスターさんたちがいっぱいいたのでビックリしました。当時、周りに比べて圧倒的に背が高かったので目立ったらしく、皆が大騒ぎして、それでスカウトされたんです。


B:その後、プロの女優として大映に所属するまで、どんな経緯があったのか教えてください。


K:まずは皆さんと同じようにテストを受け、その後、半年間の養成を受けました。華道や茶道、殺陣、乗馬といった内容ですね。そして、卒業してから大映に所属しました。豪華な講師陣の中には、市川雷蔵さんもいらっしゃいました。


B:市川雷蔵さんについての想い出はありますか?


K:当時、こう言っちゃアレだけど・・市川雷蔵派と勝新太郎派とあったんですけど、私は、まぁ、どちらかというと雷蔵派だったんです。だから、雷蔵さんの映画にはよく呼んで頂きました。でも雷蔵さんは、(「陸軍中野学校」の撮影のため)東京に行っちゃったんです。(その後、雷蔵さんは京都に戻られた)


B:賀川さんは、京都(撮影所)にいらっしゃったんですよね?


K:はい。京都に1年いて、それから東京に行きました。大映の所長さんに「お前は背が高いから東京に行け」って言われちゃって(苦笑)


B:つまり、京都での養成期間は1年だったんですか?


K:養成所は半年間です。京都には計2年間いました。


B:初めての主演としての映画出演は「ガメラ対バルゴン」(英語題名Gamera vs. Barugon)ですね。この作品での想い出はありますか?


K:監督は田中重雄さんでしたが、ろうあ者の役で話せなかったので難しかったです。私の本名は西尋子ですが、「賀川ゆき絵」という名前で出演しました。川津祐介さんをご存知ですか?彼がつけて下さったお名前なんですが、川津さんが「剣」という映画に出演されていて、その役の名前が「賀川」で、そこから頂きました。「ゆき」は漢字にすると、「雪」。雪はすぐ溶けてなくなってしまうのでひらがなにして、「絵」は絵本のように美しく育ってくれという意味で。こんなにも美しく育ってしまいました。(笑)


B:「ガメラ対バルゴン」で本郷功次郎さんと江波杏子のお2人と共演されていますが、何か想い出はありますか?


K:江波さんとはすごく仲良しでした。いい先輩でした。東映の「木枯し紋次郎」(英語題名WitheredTree, the Adventures of Monjiro)で、私は初めて「賀川ゆき絵」として東映所属女優として出演したわけですが、そこに江波さんが出演されてて。本郷さんとも仲良かったですよ。テレビドラマ「特捜最前線」で共演してましたから。東映でしょっちゅう会ってました。いつも会うと「頑張ってるか~」なんて声をかけてくれるんです。とても優しい大先輩です。


B:撮影はどこで行われたのですか?


K:大映内のセットです。オープンセットにそういう島みたいなのを作って。あれ、ロケじゃないんです。すばらしいと思いました。


B:「ガメラ対ギャオス」には出演されてますか?


K:はい。後輩の笠原玲子さんがいい役で抜擢されて、すごく喜んでたのを覚えてます。すごくかわいがってた後輩なので。


B:その後、松竹映画「怪談残酷物語」(英語題名Cruel GhostLegend)に出演されていますね。松竹映画に出演されることになった経緯と撮影での想い出をお聞かせ頂けますか?


K:テアトル・ド・ポシュという事務所に川津さんが所属していらっしゃって、現在の所属スターは三浦友和さんとか、当時は丹波哲郎さんがトップでしたけど、その事務所に川津さんに呼ばれて私も所属することになって。それで、この映画に出演することになったんです。


B:映画についてどう思われましたか?


K:しまったな~と思いましたよ。(笑)でも色んな役に挑戦することで、芝居がうまくなる糧にはなったと思うので、いい経験をしたと思います。


B:この映画をきっかけに、出演の場を東映に移されましたね。どういう経緯だったのですか?


K:事務所が東映と専属契約していたんです。だから、他の会社の映画には出演できなくなったんです。


B:スタジオとの契約を結んだわけですか?


K:当時、五社協定という規定があって、それで東映にしか出演できなかったわけです。例えば松竹映画に出演するとなると、松竹が「東映・賀川ゆき絵」と出さなきゃいけないわけですね。でも、そんな面倒くさいこと誰もしませんでした。


B:東映では「怪談蛇女」にも出演されてますね。


K:(笑)皆、私が主役だと思ってましたけど、主演は桑原幸子さんですからね。衣装が大変でした。支度するのに、3時間立ちっぱなし。最初にズボンをはいて、その上に蛇の衣を1枚ずつ貼り付けて行くんです。顔にも貼り付けなくちゃいけなくて、本当に大変でした。最悪だった!(笑)


B:中川信夫監督の作品ですね。監督の想い出は何かありますか?


K:最高の監督です。全然監督らしくない人で、いつも下駄はいて。お尻のポケットにピューって手拭いを入れて。本当にいいおじさん。(笑)監督の作品にはほとんど出てます。


B:監督としてはどんな方でしたか?


K:自由にやらせてくれました。あんまり何も言われなかったですね。本当にすばらしい監督でした。


B:石井輝男監督の「恐怖奇形人間」(英語題名Horrors ofthe Malformed Men)について、お話を聞かせて頂けますか?


K:監督の作品には全部出てます。「網走番外地」シリーズで高倉健さんをスターにした方なので、どんだけすごい監督だろうと思ってたけど、普通の優しい監督でした。誰に対しても優しい方でしたね。


B:監督としてはどんな方でしたか?自由に演技させてくれる方でしたか?


K:私の場合、自由にやらせてもらえました。違ってたら、ちょっとアドバイスをして下さる程度で。でも、うまく出来ない人に対しては、すごく言ってましたね。怒る感じではなく、役者を助けようとして。すごく優しい方でした。


B:この「恐怖奇形人間」の撮影での想い出はありますか?


K:土方巽さん率いる暗黒舞踏という集団がゲスト出演していて、とっても異様だったんです。いっつも黒づくめで入り込めないオーラが。(苦笑)でもそれが一種独特の雰囲気があってよかったんだと思います。それから、小池朝雄さんとか吉田輝夫さんとか豪華なスターが出てらして、すごかった!


B:この作品は日本では販売されていませんが、題材について、どう思われますか?


K:あれはダメだと思いますね。触れちゃいけない領域だと思います。


B:撮影中は、そのことに関して戸惑いはありましたか?


K:私たち仲間は皆仲良しなので、楽しんでました。


B:「女囚さそり第41雑居房」(英語題名Female Convict Scorpion: Jailhouse 41)での想い出はありますか?梶芽衣子さんと共演されていらっしゃいますね?


K:梶さんはもともと日活の女優さんで、(本名の)太田雅子で出演されてたんです。東映で梶芽衣子さんという名前に変えて、この映画に出て有名になったんです。大好きな女優さんだったので嬉しかった!二人とも同じ銘柄の煙草を吸ってたの。赤のロングダーク。ショートってマズイの。(笑)よく一緒に吸ってましたね。セットでの撮影は、牢獄と牢屋から逃げるのに山を上がるシーンで、その山のシーンで雨を降らせるんですよ。その雨がものすごい量で、NGが出ると服を乾かさなきゃいけないの。それが大変だった。背中には八並映子っていう女優をおぶってるの。病気でぐったりしてる彼女をおぶって逃げるシーンで、何回もやらされたから本当に大変でした。


B:NGシーンはあったんですか?


K:たくさんありました。演技だけでなく雨の量が足りなかったり多かったりで。人工の雨だから。このシーンは全部セットでの撮影でした。


B:伊藤俊也さんは、監督してどんな方でしたか?


K:私はいつも自由に演技させてもらいました。助監督時代から監督のことは知ってたんです。誰に対しても、とても優しくて、いい監督さんでした。


B:梶さんと千葉真一さんとは「銀蝶流れ者 牝猫博奕」(英語題名Wandering Ginza Butterfly II: She-Cat Gambler)でも共演されてますね。


K:山口和彦監督の作品には、全部出演してます。助監督時代から監督のことはよく知ってるの。千葉さんとは「キーハンター」で初共演したけど、その前からスタジオでよく顔を合わせてました。すごくいい方。


B:東映でのお仕事はいかがでしたか?


K:賀川ゆき絵という名前を有名にしてもらったので、感謝はしてます。でも東映も私のお蔭で潤ったんだから、感謝してるんじゃないかな?(笑)


B:深作欣二監督の「仁義なき戦い」(英語題名BattlesWithout Honor and Humanity)シリーズにも出演されてますね。深作監督とのお仕事はいかがでしたか?


K:最初にお仕事でご一緒したのは「キーハンター」だと思うんです。「仁義なき戦い」で初めて名指しでキャスティングして頂いて。私は好きなようにやらせてもらったけど、出来ない人には、「それは違う!」って感じでけっこう言ってましたね。他の監督とは違って、台詞一つ、動作一つにとてもこだわって意見していました。カメラマンがずっと(俳優を)追っかけなくちゃいけなくて、そういう手法なんですけど、大変だったと思います。


B:深作監督が一番厳しい監督でしたか?


K:深作監督は全然!一番厳しかったのは石井監督かな、何となく。だって十代の私に阿部定(実在する猟奇的殺人)をやらせるんですもん。最初、お断りしたんです。そういう意味で一番キツかったかな。


B:「スパイダーマン」で初めてテレビに出演されましたね。映画とは違いましたか?


K:きつかったですねー。(撮影現場の準備など)作るまでが大変だし待ち時間が長い!映画の方がいいです。


B:役作りはどのようにされたんですか?


K:この衣装を着ると役になっちゃうんです。自分でもイカれてんのかな~なんて思っちゃうけど。(笑)衣装を着てカメラの前に立つと、なりきっちゃうんですよね。


B:「サンバルカン」では、とても独創的な衣装を着ていらっしゃいますね。この衣装で演技するのは大変でしたか?


K:爆破シーンで火傷しました。衣装なんか穴だらけです。暑いし大変だったけど、そんな中でもちゃんと演技しました。


B:戦闘シーンで、何か印象に残っていることはありますか?


K:とにかく爆破シーンが大変でした。


B:「スパイダーマン」と「サンバルカン」、個人的にはどちらが好きですか?


K(少し考えてから)最初にこういう変身ものをやったのは「スパイダーマン」だから、「スパイダーマン」かな。


B:「スパイダーマン」で印象に残っているエピソードはありますか?


K:私はスパイダーマンの敵役でしたけど、出演者全員、すっごく仲良しでした。


B:「サンバルカン」での想い出はありますか?


K:サンバルカンの出演者も皆仲良くて、(撮影の後には)よく飲みに行きましたね。


B:最近の賀川さんの活動について、お話頂けますか?


K:骨折してから、お仕事を休んでたんです。ワンちゃんも死んじゃって、骨折もして。もう5年くらいお休みしてます。階段から落ちたんですよ、いつだったかな~。仕事の依頼はたくさんあったんですけど、健康を考えて休養しなくちゃいけなくて。でも、もう大丈夫。舞台とかCMとか体と相談しながら活動を再開していきます!

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長文を綺麗な訳へ直していただき感謝しております!





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by okenter | 2015-04-23 14:08 | 賀川ゆき絵 | Trackback | Comments(0)

米国人インタビュアー・Brett Homenickさんによる
「賀川ゆき絵さんインタビュー(海外版)」が、この度公開されました!

詳細は下記アドレスにてご確認ください。
http://vantagepointinterviews.com/2015/04/05/my-life-in-tokusatsu-actress-yukie-kagawa-reflects-on-her-sfx-career/

海外向けサイトのため、全文英語となりますが
パソコンの翻訳ツールや翻訳サイトをご利用いただければと思います。

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by okenter | 2015-04-08 15:03 | 賀川ゆき絵 | Trackback | Comments(0)
賀川ゆき絵さんの海外サイトインタビュー情報です。

先日終了したインタビュー記事は下記サイトにて掲載予定です。

http://vantagepointinterviews.com/2015/03/24/bodmer-in-outer-space-heinz-bodmer-on-his-career-as-an-extra-in-japanese-films/


まだアップはされておりませんが、近々公開予定ですので乞うご期待!


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by okenter | 2015-03-27 13:07 | 賀川ゆき絵 | Trackback | Comments(0)
先日、賀川ゆき絵さんの、
アメリカの雑誌のインタビューが終了いたしました。

国際的にも人気の賀川さん
復帰してから意欲的に活動を続けております。
皆様、応援よろしくお願いいたします!

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by okenter | 2015-03-19 18:52 | 賀川ゆき絵 | Trackback | Comments(0)

賀川ゆき絵さん 撮影

3月1日 日曜日、
こちら特撮情報局の撮影・取材が無事に終了いたしました。

近日中にインターネットで公開される予定です。
公開され次第、こちらのブログでも紹介いたしますのでお楽しみに!

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by okenter | 2015-03-11 17:25 | 賀川ゆき絵 | Trackback | Comments(0)
体調不良により、しばらくお休みしていた賀川ゆき絵さんが復帰いたしました。
ご心配をおかけしました。

すっかり体調も万全で、仕事も再開いたします。

3月8日、「こちら特撮情報局」のインタビューと撮影が行われます。

詳細は追って当ブログで紹介いたします!

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by okenter | 2015-02-12 13:07 | 賀川ゆき絵 | Trackback | Comments(0)